社会人の資格取得体験談まとめ

働きながら資格を目指す人必見!いろんな資格を取得した人の体験談をまとめました。

日商簿記3級、ファイナンシャルプランナーを取得した体験

私はとある金融機関に勤めております。

 

まだ社会人二年目と経験は浅いですが、

業務内容としては消費者ローンの相談、

法人様向けの融資案件の事務作業をしておりました。

 

金融機関ということで資格の勉強や

毎日の業務の知識をつけていくことは必須となります。

 

そんな中で

「金融機関に勤めるものとして、

お金のプロフェッショナルでなければならない」

という上席の言葉もあり、

様々な資格の勉強をしていこうと考え始めました。

 

本音は面倒くさいけど仕方がありません。

 

金融機関で役に立つ資格というと、

日商簿記ファイナンシャルプランナー」、

「証券外務員」や「銀行業務検定」、

さらには「中小企業診断士」、「宅地建物取引士」

といったところまで、様々な種類があります。

 

そのような中で、

私は現在の業務に直接関係のある

ファイナンシャルプランナー3級」

日商簿記3級」の資格取得のための勉強を始めました。

 

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ファイナンシャルプランナー

お客さまのお金の使い方を考えるための勉強になりますので、

消費者ローンの相談を受ける中で話題にしやすいことが多く、

非常に役立つことが多かったです。

 

例えば現在高校生のお子様がいらっしゃるお客様が

教育ローンの申し込みを考えていらっしゃる場合に、

 

すべて公立の小学校、中学校、高校、大学と進学するのと、

すべて私立で進学するのとでは、

必要なお金が全く違ってくることを説明したり、

 

さらには結婚まで考えると

教育ローンだけでなくそのほかにもローンを

おすすめすることへと話をつなげられたりできるようになりました。

 

こういったことは、

ファイナンシャルプランナーの勉強をしたおかげで

得られてた知識かと感じています。

 

日商簿記3級については、

仕事柄企業様の決算書を目にする機会が多く、

 

決算書の内容からその企業様の財務状況・経営状況の

判断をしなければならないため、

そのための必須条件かと思い、

資格取得を考えました。

 

実際、勘定科目の意味が分からなければ

決算書を読むことなどできないので、

日商簿記の資格も取得してよかったな、と思います。

 

資格を取得するうえで

やはり勉強の時間を確保することが必要となりましたが、

平日は一日2時間ほど、

休日も多くても3時間くらいを

資格取得のための勉強の時間にあてました。

 

家ではなかなか集中することが難しかったので、

仕事終わりに喫茶店にいったり、

図書館を利用して気分を変えて勉強しておりました。

 

ただ仕事も日によって疲れていたり、集中できない日もあったので、

毎日続けることは難しかったです。

 

そういった場合は無理に勉強しようとはせずに、

休む時は休む、やるときはやる、

といったメリハリをつけて勉強を進めていきました。

 

先輩方の話を聞くと、資格取得のために時間をつくるのは

年齢を重ねるほど難しくなるため、

早めに取得したほうがいいということでしたが、

実際お子さんがいらっしゃる方は

なかなか勉強する時間が確保できず、

受験した際も合格点まで到達できなかったという話を聞きます。

 

なのでできるだけ若いうちに、

資格取得の勉強の習慣をつけておくとよいですよ。

 

また資格については持っているだけだと意味はない!

 

資格の勉強を進めていくにあたって自分の仕事に関係があったり、

興味のある分野だと学習をすすめやすい、挫折しないと感じました。

 

実際に業務上、目にすることの多い書類や、

決算書の内容については、

業務で身につけた知識をもとに勉強を進めることができましたし。

 

逆に資格の勉強を進めていくことで、

業務のなかのもやもやが晴れることも少なくありませんでした。

 

決算書を読むために勉強をすすめていた日商簿記や、

消費者ローンの提案のために勉強を進めていた

ファイナンシャルプランナーがいい例です。

 

資格取得について、今取得しようかどうしようか

悩まれている方がいらっしゃるのであれば、

 

その資格はご自身に関係のある資格かどうか、

自分の興味のある分野かどうか、といった観点で

資格取得するかどうか決めることも一つの選択肢かと思います。

 

丸の内OL 20代女性